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パン屋の口コミ集客方法7選!Googleマップで増やすコツと禁止事項

良いパンを焼いているのに、口コミがなかなか増えない。そんな悩みを持つパン屋さんは少なくありません。

パン屋の口コミ集客は、お客さんの善意を待つだけでは動きません。人に話したくなる理由を店の側で用意して、その声をGoogleマップで受け止める。この2つがそろって、ようやく口コミが新しいお客さんを連れてきます。

この記事では、個人店・地域密着型のパン屋が今日から取り組める口コミ集客の方法を7つに絞って紹介します。あわせて、Googleの規約で禁止されている頼み方と、口コミをリピーターにつなげる手順もまとめました。

この記事の結論

  • 口コミは「おいしい」だけでは生まれにくい。名前・曜日・時間など、人に説明しやすい理由が要る
  • 口コミの受け皿はGoogleマップ。営業時間・写真・返信を整えるところから始める
  • 口コミと引き換えに割引や特典を出すのは、Googleのポリシーで禁止されている
  • 最初に狙うのは遠方の人ではなく、歩いて来られる範囲の近所のお客さん
  • 口コミで来た人を常連にする仕組みまで作って、はじめて売上が安定する

目次

パン屋の口コミ集客がうまくいかない原因は何だろう

パン屋の口コミ集客がうまくいかない原因は何だろう

「商品には自信があるのに、口コミが増えない」。この場合、原因はパンの味ではなく、話題にしてもらう仕掛けが店に無いことがほとんどです。

食べておいしかったとしても、人に伝えるには「どの店の、どのパンが、いつ買えるか」を言葉にする必要があります。そこが曖昧だと、満足したお客さんでも話のネタにしにくい。

長谷川さん

お客さんは「おいしい」って言ってくれるのに、口コミが全然増えなくて…
何が足りないんですか?

高野さん

おいしさを人に伝える「言葉」と「場所」がないのかも。
まず話しやすい理由と、書き込める場所を用意してみよう。

おいしくても「人に話す理由」が店に用意されていない

焼き上がり時間を告知していない。Instagramに商品写真は載せているけれど、いつ買いに行けばいいかが分からない。Googleマップの営業時間が古いまま。

こうした小さな穴があると、お客さんは誰かに勧めるときに説明できません。「あそこのパン、おいしいよ」で会話が止まり、聞いた人も行くきっかけをつかめない。

味の改良より先に、勧めるときに使える情報を店の側でそろえる。口コミ集客はそこから始まります。

近所の人気店と同じことをしても話題にならない

近くに人気のパン屋があると、同じ商品や同じキャンペーンをまねしたくなりますよね。でも後追いのままだと、口コミでも「あっちの店の方が前からある」と比べられて終わります。

話題になるパン屋は、競合と違うポイントを1つだけはっきり持っています。

看板商品、焼き上がりの時間、素材のこだわり、子連れで入りやすい雰囲気、朝早く買える便利さ。どれでも構いません。「この店ならでは」を一言で言えるかどうかが、口コミになるかどうかの分かれ目です。

新規客ばかり追いかけて口コミの発信源である常連を失っている

初回割引やSNSキャンペーンに力を入れるあまり、いつも来てくれる人への声かけが抜けてしまう。これもよくある悪循環です。

口コミを書いてくれるのは、多くの場合、何度も通っている常連さんです。常連さんが離れると口コミの発信源が細り、また新規を集め直すことになる。口コミ集客の土台は、すでに来てくれている人との関係にあります。

パン屋の口コミ集客方法7選

パン屋の口コミ集客方法7選

ここからは、パン屋の口コミ集客で効きやすい方法を7つ紹介します。全部を同時にやる必要はありません。上から順に、自分の店で続けられるものを選んでください。

方法優先度口コミへの効き方最初にやること
1. 話したくなる商品名を付ける高お客さんが人に説明しやすくなる看板商品に曜日・時間・特徴を入れた名前を付ける
2. 焼き上がり時間を店頭に出す高通りがかりの人が来店のきっかけをつかめる今日の焼き上がり時間を看板に書く
3. Googleマップの情報を整える高口コミを読んだ人が迷わず来られる営業時間・定休日・写真を最新にする
4. 口コミに返信する高これから来る人に店の姿勢が伝わる未返信の口コミに短く返す
5. 会計後の一言とカードで頼む中書きたい人が書きやすくなるレジ横に案内カードを置く
6. SNSで焼き上がりを予告する中投稿を見た人が友人を誘いやすくなる焼き上がりの少し前に投稿する
7. 常連さんとの会話を増やす中〜長期紹介の一言が生まれる好みを覚えて一言添える
長谷川さん

Googleマップとか Instagram とか、全部やらなきゃダメですか?

高野さん

全部を同時にやると続かないよ。
まず1〜4の「お金がかからない土台」からで大丈夫。

1. 人に話したくなる名前・曜日・時間を商品に付ける

口コミされやすいパンには、話しやすい理由があります。

「土曜だけのクロワッサン」「朝だけ出る塩パン」「子どもが喜ぶ動物パン」「夕方に焼ける食パン」。こういう言い方があると、お客さんが誰かに説明しやすくなります。

ただの「おいしいパン」では、口コミの文章になりません。名前・曜日・時間・体験のどれかを商品に乗せておけば、それがそのまま口コミの一文になります。

2. 店頭の看板を「今日の焼き上がり時間」に特化する

店名とメニューだけの看板では、通行人の足は止まりにくいものです。

「本日のクロワッサン焼き上がり11時」「食パン14時」「夕方限定の塩パンあります」のように、具体的な時間と商品を出してください。焼きたてを買える時間が分かれば、人はその時間に合わせて動けます。

焼きたてに出会えた体験は、それだけで口コミのネタになる。抽象的なキャッチコピーより、行動につながる事実を出す方が強いです。

3. Googleマップの営業時間・写真を最新にしておく

口コミの受け皿は、いまはGoogleマップです。口コミラボが食べログで人気のパン屋76店舗の口コミを分析したレポートでは、口コミの投稿先が食べログからGoogleマップへ移り、Googleマップへの投稿が約6割を占めるようになったと紹介されています。

せっかく口コミを読んで来ようとした人が、古い営業時間を信じて定休日に来てしまったら逆効果です。まずは次の項目をそろえてください。

  • 営業時間と定休日(臨時休業も含めて)
  • 外観の写真(初めての人が店を見つけられるように)
  • 看板商品と焼きたての写真
  • 焼き上がりの目安時間や駐車場の有無

4. Googleマップの口コミには短くても返信する

口コミは、書いた本人だけでなく、これから行こうか迷っている人も読んでいます。

高評価にはお礼を返す。低評価にも落ち着いて返信する。それだけで「ちゃんと対応してくれる店なんだな」と伝わります。返信は長文でなくて構いません。「ご来店ありがとうございました。また焼きたての時間にもお待ちしています」くらいで十分です。

大事なのは、放置しないこと。

5. 会計後の一言とレジ横のカードで口コミを頼む

口コミを増やしたいなら、頼むこと自体は問題ありません。ただし強くお願いしすぎると逆効果です。

おすすめは、会計後に軽く一言だけ添えること。「よかったらGoogleマップで感想をいただけると励みになります」くらいの温度感がちょうどいい。レジ横にQRコード付きの案内カードを置いておけば、家に帰ってから書きたい人も迷いません。

このとき、割引や1個おまけを付けるのは避けてください。理由は次の章で説明します。

6. SNSで焼き上がり前に予告して来店のきっかけを作る

Instagramは、遠くの人に見てもらうためだけのものではありません。近くの人に「今日行こう」と思ってもらうための道具です。

焼けてから投稿すると、見た人が来るころには売り切れていることがあります。焼き上がりの少し前に「もうすぐ焼けます」と予告すれば、近くにいる人が動きやすく、友だちを誘うきっかけにもなる。焼き色や断面の写真は、文字よりずっと伝わります。

  • 焼き上がりの少し前に予告する
  • 売り切れたら必ず報告する
  • 翌日の限定商品を前日に知らせる
  • 同じ写真をGoogleマップにも載せる

7. 常連さんとの会話を増やして紹介の一言を生む

口コミは、ネットに書かれるものだけではありません。「駅前のあのパン屋、店主さんが感じいいよ」という会話も立派な口コミです。

週末限定の商品、季節のパン、かわいいパッケージ、店主の一言。こういう小さな要素が、紹介の種になります。

  • 写真を撮りたくなる見た目にする
  • 商品名を覚えやすくする
  • 新商品を常連さんに先に教える
  • 買った後に一言だけ声をかける

口コミは偶然ではなく、設計できます。大げさなことをしなくても、人に話しやすい理由を1つ作れば十分です。

口コミを頼むときにやってはいけないこと

口コミを増やそうとして、知らないうちにGoogleのポリシー違反をしているケースがあります。Googleマップの「マップのユーザー投稿コンテンツに関するポリシー」では、販売者による評価の操作として次の行為を禁止しています。

口コミと引き換えに割引やおまけを出さない

「口コミを書いてくれたらラスク1袋プレゼント」「投稿画面を見せたら10円引き」。パン屋でもよく見かける企画です。ところがGoogleのポリシーでは、クチコミの投稿と引き換えに金銭的報酬・割引・無料の商品やサービスなどのインセンティブを提供する行為を禁止しています。

見つかれば口コミが削除されるうえ、店の評価そのものが信用されなくなる。特典を付けたいなら、口コミとは切り離して、来店してくれた人全員を対象にしてください。

その場で書かせない・満足した人だけに頼まない

同じポリシーでは、口コミを頼むときにその場で評価を書くよう要求したり強要したりすること、肯定的なクチコミだけを選んで募ることも禁止されています。

「今ここで星5を付けてください」は論外。満足そうなお客さんにだけカードを渡す運用も、選んで頼んでいることになります。案内はレジ横に置いて、誰でも手に取れる形にしておくのが安全です。

  • 口コミの投稿と引き換えに割引・おまけを出さない
  • その場で書くよう求めない
  • 高評価をくれそうな人だけに頼まない
  • 低評価の削除や修正と引き換えに何かを渡さない

口コミが自然に増えるパン屋がやっている3つの設計って?

口コミが自然に増えるパン屋がやっている3つの設計

7つの方法を続けやすくするには、店の土台の設計が要ります。口コミが自然に増える店には、共通して3つの設計があります。

お客さんの行動時間を読んでいること。また来たいと思わせる体験があること。そして、店頭とネットの接点をつないでいること。

長谷川さん

設計って言われても、何から手をつければいいんですか?

高野さん

まずはお客さんの動きを見ることかな。
何時に誰が通るか、それだけでも打ち手が変わるよ。

お客さんの行動時間と動線を読み込んでいる

お客さんの行動時間と動線を読み込んでいる

朝は通勤の人、昼は近くの会社員、夕方は買い物帰り、土日は家族連れ。客層が違えば、話題にしてもらえる商品も言葉も変わります。

  • 朝は通勤前に買いやすい調理パンを見せる
  • 昼はランチ向けのセットや惣菜パンを出す
  • 夕方は家族用の食パンや菓子パンを前に出す
  • 土日は限定商品や家族向けの商品を告知する

商品を大きく変えなくても、見せる順番と伝える時間を変えるだけで反応は変わる。

店の前を通る人の行動を1週間観察してみる

まずは1週間ほど、店の前を通る人をざっくり観察してみてください。何時に、どんな人が通るか。それだけで十分です。

朝7時台に会社員が多いなら、通勤前に買いやすい商品を看板に出す。9時以降に家事の合間の人が増えるなら、食パンや昼食向けの商品を見せる。観察して終わりではなく、売り場・看板・SNS投稿に反映して、はじめて集客につながります。

「また来たい」と思わせる体験の仕組みを持っている

「また来たい」と思わせる体験の仕組みを持っている

口コミに書かれるのは、パンの味より体験であることが多いです。店主が覚えていてくれた。前回買ったパンの感想を聞かれた。焼きたてにちょうど出会えた。

こういう小さな体験が「また来よう」と「人に話そう」の両方につながります。全部やる必要はありません。自分の店で続けられることを1つ選んで、毎日やる方が強い。

店頭とネットの接点をつないでいる

店頭とネットの接点をつないでいる

口コミが増える店は、SNSだけに頼っていません。SNSで焼き上がりを知らせ、店頭にも同じ時間を出し、Googleマップには最新の写真を載せる。どこから知った人も、同じ情報にたどり着けるようにしています。

チラシやショップカードにGoogleマップのQRコードを入れておくのも手です。紙で知った人がそのまま口コミを読み、来店後は自分も書く。店頭とネットが1本の線でつながります。

口コミで来た人をリピーターにして売上を安定させる

口コミで来た人をリピーターにして売上を安定させる

口コミで新しいお客さんが来ても、1回きりで終われば売上は安定しません。口コミ集客のゴールは、来てくれた人に2回目、3回目も来てもらうことです。

そしてリピーターになった人が、また次の口コミを書いてくれる。この循環ができると、集客に追われる状態から少しずつ抜け出せます。

長谷川さん

リピーターって、どうやったら増えるんですか?

高野さん

ポイントカードだけじゃないよ。
また会いたい、また買いたいと思う理由を作ることだね。

初めて来た人に「次に来る理由」を渡す

口コミを見て来た人は、まだ店のことをほとんど知りません。会計のときに「明日は土曜限定のクロワッサンが出ます」「食パンは14時に焼き上がります」と一言添えるだけで、次に来る理由が生まれます。

ショップカードに焼き上がり時間の一覧を載せておくのも効果的です。家に帰ってからも、いつ行けばいいかが分かる。

ポイント施策よりも「また会いたい」関係をつくる

ポイントカードが悪いわけではありません。ただ、ポイントだけで来てもらう関係は、近くに条件のいい店ができればすぐに切れます。

顔を覚える。好みを覚える。前回買ったパンについて一言聞く。こういう普通の人間関係の方が、大手チェーンにはまねできない個人店の強みになります。

定番商品と季節商品の配分で飽きさせない

毎回同じラインナップだと、常連さんでも少し飽きます。かといって毎回全部変えると、定番目当ての人が困る。

定番を中心に置きつつ、季節商品や曜日限定を少しだけ入れる形が続けやすいです。春はいちご、夏はレモン、秋はかぼちゃ、冬はチョコ。季節感があるだけで「今買う理由」になり、新しい口コミのネタにもなります。

口コミ集客を回し続けるために今日から始められること

口コミ集客を回し続けるために今日から始められること

口コミは、1週間や2週間で目に見えて増えるものではありません。看板、返信、Googleマップの更新。どれも積み重ねで効いてきます。

まず1つの方法を数か月続けて反応を見る

最初は1つでいいです。口コミに返信する、店頭の焼き上がり看板を毎日更新する、レジ横にカードを置く。どれか1つを選んで、まずは数か月続けてみてください。

  • 1つの方法を数か月続ける
  • 毎日10分で終わることを選ぶ
  • 週に1回だけ数字を見る

口コミ数と来店のきっかけを記録しておく

続けるには、効果が見える仕組みが必要です。

Googleマップの口コミ数と返信状況、曜日ごとの売上、限定商品の販売数。会計のときに「何を見て来てくださいましたか?」と聞けるなら、その答えもメモしておく。ざっくりでも記録があれば、何が効いているか見えてきます。

感覚だけで判断すると、うまくいっている方法までやめてしまいがちです。

よくある質問

パン屋の口コミ集客で最初にやるべきことは何ですか?

Googleマップの営業時間・定休日・写真を最新にし、すでにある口コミに返信することです。口コミを読んだ人が迷わず来られる状態を作ってから、口コミを頼む工夫に進みましょう。

口コミを書いてくれた人に割引やおまけを付けてもいいですか?

Googleマップの口コミでは避けてください。Googleのポリシーで、クチコミの投稿と引き換えに割引や無料の商品などを提供することは禁止されています。特典を出すなら、口コミとは関係なく来店者全員を対象にします。

低評価の口コミが付いたらどうすればいいですか?

感情的にならず、短く丁寧に返信します。指摘が事実なら改善したことを伝え、誤解があれば落ち着いて事情を説明します。返信はこれから来る人も読んでいるので、対応の姿勢そのものが店の印象になります。

Instagramは口コミ集客に必要ですか?

必須ではありませんが、焼き上がりの予告や限定商品の告知に向いています。毎日でなくても、焼き上がり情報・限定商品・売り切れ報告を続けられる頻度で投稿すれば十分です。

新規客とリピーター、どちらを優先すべきですか?

売上を安定させるならリピーターです。口コミを書いてくれるのは常連さんであることが多く、リピーターが増えるほど口コミも増えていきます。

口コミ集客の効果はどれくらいで見ればいいですか?

数週間では判断しにくいので、数か月は続けて見てください。口コミ数と返信状況、来店のきっかけを週に1回だけ確認すると、どの方法が効いているかが分かります。

まとめ:パン屋の口コミ集客は「話したくなる理由」と「受け止める場所」で決まる

パン屋 口コミ集客の4コマ漫画

パン屋の口コミ集客で大事なのは、おいしいパンを人に話したくなる理由に変えることと、その声をGoogleマップで受け止めることです。

商品に名前・曜日・時間を乗せる。Googleマップを最新にして、口コミには返信する。頼むときは割引と引き換えにせず、誰にでも同じように案内する。そして、口コミで来てくれた人を常連にする。

全部を一気にやる必要はありません。今日できることから1つ、始めてみてください。

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