ポータルサイトへの掲載費用、毎月の請求額を見るたびに「このままでいいんだろうか」と感じていませんか。
問題は手段の数ではなく、導線の設計が完成していないことなんです。
この記事では、ポータル・SNS・自社サイトの3パターンを比較したうえで、それぞれの役割と優先順位を整理しました。
ポータル依存から抜け出せない本当の理由

「ポータルサイトをやめたい」と口では言いながら、実際にはやめられない不動産会社は多いです。
理由は単純で、やめた瞬間に反響がゼロになるのが怖いから。
でも、この状態が続くほど利益は削られていきます。
長谷川さん


ポータル依存から抜け出せない会社には、共通した構造があります。
それは「自社で集客できる体制が整っていない」こと。
そして「ポータルのコストと成約率を正確に把握していない」こと。この2つが揃うと、いつまでも抜け出せません。
自社サイトで集客できる体制が整っていない
自社サイトを持っている会社は多いです。
物件情報が更新されていない。来店予約の導線が不明瞭。
これでは、ポータルをやめた瞬間に反響が途絶えます。
受け皿がない状態でポータルを削ると、売上が直撃を受ける。だから削れない。
この構造を理解しないまま「ポータルは高い」と文句を言っても、何も変わりません。
自社サイトで集客できる体制とは、具体的には以下の状態を指します。Googleで「地域名 不動産」「駅名 賃貸」と検索したときに、自社サイトが1ページ目に出てくる。
Googleビジネスプロフィールに口コミが複数あり、週1回以上の投稿がある。
サイトに来店予約フォームがあり、スマホで3タップ以内に予約完了できる。
この3つが揃って初めて、ポータルを減らす選択肢が生まれます。
ポータルのコストと成約率を正確に把握していない
「毎月まとまった費用を払っている」と言いながら、そこから何件成約しているか答えられない会社は意外と多いです。
反響数は把握していても、成約数と成約単価を追っていない。
これでは、ポータルが本当に高いのか安いのか判断できません。
例えば、月30万円のポータル掲載費で反響が月20件、そのうち成約が2件、成約単価が平均30万円なら、1件あたりの獲得コストは15万円です。
粗利が30%なら利益はその3割です。
これが高いか安いかは、自社サイトや他の手段で同じ成約を何円で取れるかと比較しないと分かりません。
ポータルのコストを正確に把握するには、反響数・来店数・成約数・成約単価の4つを毎月記録すること。エクセルで十分です。
これを一定期間続けると、ポータルごとの費用対効果が見えてきます。
そうすると「SUUMOは削れないが、ホームズは削れる」といった判断ができるようになります。
不動産Web集客の3パターンを比較しておく


不動産のWeb集客は、大きく3つのパターンに分かれます。ポータルサイト型、自社サイト・ブログ型、SNS・動画型。
それぞれ役割が違うので、全部やる必要はありません。自社の業態と予算に合ったものから始めるのが正解です。



全部やらないとダメなんですか…?正直、手が回らないんですけど



3つのパターンを比較する際のポイントは、即効性・資産性・依存度の3つです。ポータルは即効性が高いが依存度も高い。
自社サイトは即効性が低いが資産になる。
SNSは認知は広がるが来店までの導線が弱い。
この特性を理解したうえで、優先順位を決めます。
ポータルサイト型:反響は取れるが依存すると利益が残らない
ポータルサイトの最大の強みは、即効性です。掲載した翌日から反響が入る。
ユーザーは物件を探す目的で来ているので、問い合わせのハードルが低い。売買でも賃貸でも、初動の反響を確保するならポータル以外の選択肢はありません。
ただし、依存すると利益が残らない構造になっています。ポータルの掲載費は基本的に定額制か反響課金制。
定額制なら反響の有無に関わらず毎月数十万円が引き落とされる。
反響課金制でも、1件あたり数千円から1万円前後のコストがかかります。
成約率が低いと、反響を取るだけで赤字になることもあります。
SUUMOは認知度が高く反響数が多いが掲載費も高い。
ホームズは掲載費が安いが反響数も少なめ。売買ならアットホーム、投資物件なら楽待といった業態別の使い分けも必要になります。
ポータルは「反響を取る手段」としては優秀ですが、それだけに頼ると利益が残らないので、自社サイトとの併用が前提です。
自社サイト・ブログ型:立ち上がりは遅いが資産になる
自社サイトの最大の強みは、資産性です。一度作れば費用はサーバー代とドメイン代のみ。
月数千円で済みます。ポータルのように毎月数十万円が消えることはありません。
検索エンジンからの流入が増えれば、広告費ゼロで問い合わせが入るようになります。
ただし、立ち上がりは遅いです。
サイトを作っただけでは誰も見ません。
GoogleビジネスプロフィールでMEO対策をする。地域名や駅名を含む記事を書いてSEO対策をする。
この2つを半年から1年続けて、ようやく検索結果に出てくるようになります。
即効性を求めるなら、自社サイトは向いていません。
自社サイトで成果を出すには、来店予約の導線を最優先で作ること。
トップページに「来店予約はこちら」のボタンを大きく配置する。予約フォームはスマホで3タップ以内に完了できるようにする。
物件情報は毎週更新する。
この3つを守れば、検索流入が増えたときに問い合わせにつながります。逆に、この導線が整っていない状態で記事を書いても、読まれるだけで終わります。
SNS・動画型:認知は広がるが来店までの導線設計が必要
SNSの最大の強みは、認知の拡大です。
InstagramやTikTokで物件を紹介すれば、フォロワー以外にもリーチします。YouTubeで不動産投資の解説をすれば、長い検討期間を持つ顧客とつながり続けられます。
ポータルや自社サイトでは接点を持てない層にアプローチできるのがSNSの役割です。
ただし、認知と来店は別物なんです。
フォロワーが増えても、来店予約が増えるとは限らない。
SNSから自社サイトへの導線がないと、「いいね」で終わります。
プロフィールに予約リンクを貼る。
ストーリーズで来店キャンペーンを告知する。LINE公式アカウントに誘導して問い合わせのハードルを下げる。
この導線設計ができていないと、SNSは労力だけかかって成果が出ません。
SNSの使い分けも重要です。
Instagramとリールは20代から30代の賃貸入居者向け。TikTokは10代から20代の若年層向け。
YouTubeは30代以上の不動産投資層向け。
ターゲット層に合わせてSNSを選ばないと、投稿しても誰にも刺さりません。
ポータルサイトとポータル連携ツールで反響を確保する


ポータルサイトの役割は、反響の確保です。自社サイトやSNSがまだ育っていない段階では、ポータルを使わないと反響が途絶えます。
ただし、闇雲に全部のポータルに掲載しても費用だけかさむので、SUUMOとホームズの使い分け、一括査定サイトの活用、業態別のポータル選定が必要です。






ポータルを使う際の基本は、反響数と成約数を毎月記録することです。
エクセルで十分なので、ポータル名・掲載費・反響数・来店数・成約数・成約単価の6項目を記録する。
SUUMOとホームズの使い分けと掲載物件の選定
SUUMOとホームズは、どちらも不動産ポータルサイトですが、ユーザー層と掲載費が違います。SUUMOは認知度が高く、検索数も多い。
その分、掲載費も高めです。
ホームズは掲載費が安いが、検索数はSUUMOより少なめ。
予算と反響のバランスで選びます。
初動で反響を取りたいなら、SUUMOを優先します。
ただし、全物件を掲載すると費用がかさむので、掲載物件を絞ることが大事なんです。
具体的には、駅近・築浅・相場より安い物件に絞る。この3条件に当てはまる物件をSUUMOに載せて、それ以外はホームズか自社サイトに載せる。
こうすると、掲載費を抑えつつ反響を確保できます。
SUUMOとホームズの併用パターンもあります。
新築や駅近物件はSUUMOに載せて、築古や郊外物件はホームズに載せる。SUUMOは問い合わせ単価が高いので、成約しやすい物件に絞る。
ホームズは掲載費が安いので、反響が少なくても赤字になりにくい物件を載せる。この使い分けができると、ポータル費用を大幅に削減できることもあります。
一括査定サイトは初動の速さで成約率が変わる
一括査定サイトは、売却物件を仕入れるためのツールです。
ユーザーが物件情報を入力すると、複数の不動産会社に査定依頼が届く。その中で最初に連絡した会社が成約率を取ります。
初動が遅いと、他社に取られて終わりです。
一括査定サイトで成約率を上げるには、通知が来たら即連絡すること。できれば早めに。
遅くても当日中。翌日以降に連絡すると、すでに他社と媒介契約を結んでいることが多いです。
初動の速さが全てなので、通知設定をオンにして、担当者の携帯に転送する仕組みを作っておきます。
一括査定サイトの使い分けも重要です。売買ならイエウール、すまいValue、HOME4Uあたりが大手。
どれも1件あたりの費用は1万円前後ですが、エリアによって反響数が違います。まずは1つのサイトで一定期間試して、反響数と成約率を記録する。
成約率が低いなら、別のサイトに切り替える。
この繰り返しで、自社に合うサイトが見つかります。
アットホーム・楽待を業態別に使い分ける
アットホームは、売買と賃貸の両方に強いポータルサイトです。
SUUMOやホームズより掲載費が安いので、予算を抑えたい会社に向いています。ただし、検索数はSUUMOより少ないので、単独で使うよりSUUMOと併用する形が現実的です。
楽待は、不動産投資物件に特化したポータルサイトです。投資家が物件を探す目的で来ているので、成約までの期間が長い代わりに、成約単価が高い傾向があります。
投資物件を扱っている会社なら、楽待は外せません。逆に、賃貸や居住用売買がメインの会社には向いていません。
業態別のポータル選定は、自社の主力商品に合わせます。賃貸がメインならSUUMOとホームズ。
売買がメインならSUUMOとアットホーム。
投資物件がメインなら楽待とSUUMO。この組み合わせを基本に、予算と反響数を見ながら調整します。
自社ホームページとSEOで受け皿を作る


ポータルで反響を取るだけでは、利益が残りません。
自社サイトで検索流入を増やし、ポータルに頼らない集客の受け皿を作ることが、Web集客の次のステップです。
受け皿を作るには、Googleビジネスプロフィール・自社ホームページ・オウンドメディアの3つを整備します。






作っただけじゃ誰も来ないよ。Googleビジネスプロフィールの設定した?
地域名で検索されたときに出るようにしないと。
そのためには、Googleビジネスプロフィールの最適化、来店予約の導線設計、地域情報ブログの更新が必要です。
Googleビジネスプロフィールは地域検索の入り口になる
Googleビジネスプロフィールは、地域検索で上位表示されるための必須ツールです。「渋谷 賃貸」「新宿 不動産」と検索すると、Googleマップと一緒に店舗情報が表示される。
ここに自社が表示されないと、地域検索からの流入はゼロです。
Googleビジネスプロフィールで上位表示されるには、営業時間・住所・電話番号を正確に登録する。写真を10枚以上アップする。
口コミをある程度集める。
週1回以上の投稿を続ける。
この4つを守れば、地域検索で上位に出やすくなります。
口コミを集めるには、成約したお客さんに直接お願いするのが確実です。来店時に「Googleの口コミをお願いします」と伝えて、その場でスマホから投稿してもらう。
メールで依頼しても返信率は低いので、対面で依頼するのがコツです。
口コミがある程度集まると、地域検索での表示順位が上がり始めます。
自社ホームページは来店予約の導線を最優先で作る
自社ホームページの役割は、来店予約を取ることです。
会社概要やスタッフ紹介も大事ですが、それよりも「来店予約はこちら」のボタンをトップページに大きく配置すること。スマホで見たときに、3タップ以内に予約完了できる導線を作ることが最優先です。
来店予約フォームは、入力項目を最小限にします。名前・電話番号・希望日時の3つだけで十分。
住所やメールアドレスは、来店時に聞けばいいので、フォームでは省きます。
入力項目が多いと、途中で離脱されます。
自社サイトに来店予約フォームを設置したら、Googleビジネスプロフィールのリンクにも貼り付けます。
地域検索からGoogleビジネスプロフィールを見て、そこから予約フォームに飛ぶ導線を作る。
この導線が整うと、ポータルを経由せずに問い合わせが入るようになります。
オウンドメディア・ブログは地域情報で検索流入を増やす
オウンドメディアとは、自社で運営するブログのことです。「渋谷 一人暮らし 相場」「新宿 マンション 購入」といった地域名を含むキーワードで記事を書き、検索エンジンからの流入を増やします。
ポータルに頼らず、自社サイトで問い合わせを取るための長期戦略です。
ブログ記事のテーマは、地域名と物件種別を組み合わせたキーワードで選びます。「渋谷 賃貸 1LDK 相場」「新宿 中古マンション 購入 注意点」といったキーワードで記事を書く。
1記事あたり2000文字から3000文字が目安です。
週1回更新を半年続けると、検索流入が月間数百人に増えてきます。
ブログ記事の最後には、必ず来店予約フォームへのリンクを貼ります。
記事を読んで「この会社に相談したい」と思った読者が、すぐに予約できる導線を作る。
ブログは、来店予約の入り口として機能して初めて意味があります。
SNSと動画で認知を広げてポータル以外の導線を作る


物件を探す前段階の人、不動産投資を検討し始めたばかりの人、なんとなく引っ越しを考えている人。
こういう層にアプローチするには、SNSと動画が必要です。認知の拡大と、長い検討期間をつなぐための手段として使います。



SNS、やった方がいいんですか?正直、何を投稿すればいいか分からなくて



SNSを使う際の基本は、投稿よりも導線設計です。
この導線が整って初めて、SNSが集客につながります。
Instagramとリールで物件の魅力を視覚的に伝える
Instagramは、物件の外観・内観・周辺環境を写真で見せるのに向いています。
特にリール動画は、フォロワー以外にもリーチしやすいので、新規の認知拡大に良いです。20代から30代の賃貸入居者をターゲットにするなら、Instagramは外せません。
投稿内容は、物件紹介がメインで大丈夫です。
ただし、物件情報だけ並べても誰も見ません。
「駅から徒歩圏内の1LDK、実は〇〇がすごい」のように、物件の魅力を1つに絞って伝える。キッチンが広い、収納が多い、日当たりが良い。
魅力を1つだけ切り取って、写真と短い文章で見せる。これが基本です。
リール動画は、短時間で1物件を紹介します。長すぎると最後まで見られません。
「駅近・築浅・手頃な家賃」のように、物件の特徴を3つだけ字幕で出して、室内を映しながら流す。
BGMは明るめの曲を選ぶ。
これだけで、フォロワー以外にもリーチします。
TikTokは若年層向け賃貸の認知拡大に向いている
春から大学生になる学生、新社会人で一人暮らしを始める人がターゲットなら、TikTokがうまくいきます。
ただし、投稿のテンポが速いので、Instagramより短く、よりキャッチーな内容が求められます。
TikTokの投稿は、短時間で完結させます。「手頃な家賃の1K、実はこんな広い」のように、驚きを最初に持ってくる。
室内をぐるっと撮影して、広さや設備を見せる。文字は最小限に、映像だけで伝わるように作る。
TikTokはフォロワー外へのリーチが強いので、1投稿で数千回再生されることもあります。
TikTokから来店予約につなげるには、プロフィールにLINE公式アカウントのリンクを貼ることが欠かせません。
TikTokから直接電話する人は少ないので、LINEで気軽に問い合わせできる導線を作る。「気になる物件があったらLINEで連絡してください」とプロフィールに書いておくだけで、問い合わせが入るようになります。
YouTubeは投資物件と売却物件の長尺解説で信頼を作る
YouTubeは、長い検討期間を持つ顧客とつながり続けるためのツールです。
不動産投資や売却を検討している人は、即決しません。
数ヶ月から1年かけて情報を集め、比較し、最終的に決断します。
その検討期間中に、YouTubeで情報を提供し続けることで、信頼を積み上げます。
YouTubeの動画は、ある程度の長さの解説動画が基本です。
「不動産投資で失敗しない物件の選び方」「中古マンション売却の流れと注意点」のように、ハウツー系の内容が見られやすい。顔出しできるなら顔出しした方が信頼されますが、スライドと音声だけでも十分です。
YouTubeで成果を出すには、週1回の投稿を半年続けることが目安です。
最初の数ヶ月は再生数が伸びませんが、半年を過ぎると検索流入が増え始めます。動画の概要欄に自社サイトのリンクを貼っておけば、動画を見た人が自社サイトに流れてきます。
YouTube経由の問い合わせは、検討期間が長い分、成約単価が高い傾向があります。
LINE公式アカウントで問い合わせから来店までの時間を短縮する
LINE公式アカウントは、問い合わせのハードルを下げるためのツールです。
電話は緊張する、メールは返信が遅い、という理由で問い合わせをためらう人は多い。
LINEなら、チャット感覚で気軽に相談できるので、問い合わせ数が増えます。
LINE公式アカウントの使い方は、まずプロフィールに「物件の問い合わせ・来店予約はLINEでどうぞ」と書いておきます。
次に、自動応答メッセージで「お名前と希望の物件をお知らせください」と返す。返信が来たら、できるだけ早く返信する。
この流れで、問い合わせから来店までの時間を短縮できます。
LINE公式アカウントは、InstagramやTikTokのプロフィールに必ずリンクを貼ります。SNSで物件を見て気になった人が、そのままLINEで問い合わせできる導線を作る。
この導線があるかないかで、SNSからの来店数が大きく変わります。
売買・賃貸・投資で集客の打ち手は変わる
不動産のWeb集客は、業態によって打ち手が変わります。賃貸と売買では、ターゲット層が違う。
投資物件と居住用物件では、検討期間が違う。
売却物件の仕入れは、買主を集めるのとは全く別の動きが必要です。
自社の主力商品に合わせて、集客の優先順位を決めます。
業態別の集客で共通するのは、ポータルと自社サイトの併用が基本だということ。ポータルで反響を確保しつつ、自社サイトで検索流入を増やす。
SNSで認知を広げて、ポータル以外の導線を作る。この3つを並行して進めるのが、どの業態でも変わらない基本です。
買主・入居者を集めるならポータルと自社サイトの併用
賃貸と売買で買主・入居者を集めるなら、ポータルと自社サイトの併用が最も効率的です。ポータルで即効性のある反響を取りつつ、自社サイトで地域名や駅名を含む記事を書いて、検索流入を増やす。
この2つを並行して進めることで、ポータル費用を抑えながら反響数を維持できます。
賃貸の場合、SUUMOとホームズに掲載しつつ、Googleビジネスプロフィールで地域検索からの流入を増やします。地域名で検索されたときに、Googleマップに表示されるようにする。
そこから自社サイトに流して、来店予約フォームで問い合わせを取る。この導線が整えば、ポータル費用を削減しても反響数は維持されます。
売買の場合も、SUUMOとアットホームに掲載しつつ、自社サイトで地域情報ブログを更新します。
「新宿 中古マンション 購入」のようなキーワードで記事を書き、検索流入を増やす。
売買は検討期間が長いので、ブログ記事で情報提供を続けながら、問い合わせを待つ形が現実的です。
売却物件の仕入れは一括査定と地域SEOで売主を集める
売却を検討している人は、ポータルサイトを見ません。
「不動産 売却 相場」「マンション 売却 流れ」といったキーワードで検索して、情報を集めます。
だから、一括査定サイトと自社サイトのSEO対策が重要になります。
一括査定サイトで売主を集めるには、初動の速さが全てです。査定依頼が届いたら、すぐに連絡する。
遅くても当日中。
翌日以降に連絡すると、他社に取られて終わりです。一括査定サイトは、早いもの勝ちの世界なので、通知設定をオンにして、担当者の携帯に転送する仕組みを作っておきます。
自社サイトのSEO対策では、「地域名 不動産 売却」のキーワードで記事を書きます。「渋谷 マンション 売却 相場」「新宿 不動産 売却 流れ」といったキーワードで記事を書き、検索流入を増やす。
売却を検討している人は、複数の記事を読み比べるので、記事数を増やすことは外せません。
週1回更新を半年続ければ、地域名での検索流入が増えてきます。
不動産投資は動画とセミナーで長い検討期間をつなぐ
不動産投資は、検討期間が数ヶ月から1年以上と長いのが特徴です。即決する人はほとんどいません。
その長い検討期間をつなぐには、動画とセミナーが効きます。YouTubeで情報提供を続けながら、オンラインセミナーで接点を作り、最終的に個別相談につなげます。
YouTubeでは、不動産投資の基礎知識を解説する動画を週1回投稿します。
「不動産投資で失敗しない物件の選び方」「利回りの計算方法」「融資を引くコツ」といったテーマで、ある程度の長さの動画を作る。
オンラインセミナーは、月1回から2回開催します。
ZoomやGoogle Meetで、ある程度の時間のセミナーを開催し、最後に個別相談の案内をする。
セミナー参加者の多くが個別相談に進むので、成約につながりやすいです。セミナーの告知は、YouTubeの動画概要欄、Googleビジネスプロフィール、LINE公式アカウントで行います。
よくある質問
- 不動産のWeb集客で、最初に何から始めればいいですか?
まずはGoogleビジネスプロフィールの登録と、来店予約フォームの設置です。この2つがないと、どんな施策をしても問い合わせにつながりません。ポータルサイトは反響を取るために並行して使いますが、自社サイトの受け皿がないとポータルから抜け出せません。
- SUUMOとホームズ、どちらを優先すべきですか?
予算があるならSUUMOを優先してください。認知度が高く、検索数も多いので、反響数は圧倒的にSUUMOの方が多いです。ただし掲載費も高いので、駅近・築浅・相場より安い物件に絞って掲載すると費用対効果が上がります。
- SNSをやった方がいいですか?物件紹介だけでいいですか?
物件紹介だけで大丈夫です。ただし、プロフィールに来店予約のリンクを必ず貼ってください。SNSはフォロワーを増やすことより、来店予約につなげる導線設計は外せません。InstagramならLINE公式アカウント、TikTokも同様にLINEへ誘導するのが基本です。
- 自社サイトでブログを書いた方がいいですか?どんなテーマで書けばいいですか?
書いた方がいいです。テーマは「地域名+物件種別+検討ワード」で選びます。例えば「渋谷 賃貸 1LDK 相場」「新宿 中古マンション 購入 注意点」のようなキーワードで記事を書く。週1回更新を半年続けると、検索流入が増えてきます。
まとめ:Web集客は「受け皿を作ること」が本質


不動産のWeb集客で一番大事なのは、手段の数ではなく導線の完成度です。
ポータルで反響を取っても、自社サイトに来店予約フォームがなければ問い合わせにつながらない。
SNSでフォロワーを増やしても、プロフィールにリンクがなければ来店につながらない。
手段を増やす前に、受け皿を整えることが先です。
ポータル依存から抜け出したいと思っているなら、まずはGoogleビジネスプロフィールの登録と、自社サイトの来店予約フォームの設置から始めてください。
この2つが整えば、ポータル費用を削減しても反響数を維持できる準備が整います。
集客の打ち手は業態によって変わりますが、基本は同じです。ポータルで反響を確保しつつ、自社サイトで検索流入を増やし、SNSで認知を広げる。
この3つを並行して進めることで、ポータルに依存しない集客体制が少しずつ作られていきます。
焦らなくて大丈夫です。自社サイトの成果が出るまでには、半年から1年かかります。
その間はポータルを使いながら、毎月の成約数とコストを記録して、少しずつ配分を変えていく。そうやって時間をかけて、自社で集客できる体制を作っていくのが現実的なやり方です。



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